Lovers Rock (ラヴァーズ・ロック) の歴史と和レゲエの名盤を紐解く。現在のレゲエシーンも深堀り【プレイリストあり】
Lovers Rock (ラヴァーズ・ロック) の歴史と和レゲエの名盤を紐解く。現在のレゲエシーンも深堀り【プレイリストあり】
2023-06-06最終更新日時 : 2026-07-17asahikurata
僕自身、Lovers=Lovers Rockというワードが認知したのがCDコンピ”Relaxin' With Lovers”シリーズが入り口でした。それから雑誌”relax”のラヴァーズ特集で興味を持ちはじめ、Relaxin' With Loversの日本人シリーズの第一弾がリリースされ速攻聴いて”日本人でも良質なレゲエがあるじゃん”と知り、更にラヴァーズやレゲエの深みにハマって行きました。 実際そんな方も多かったのではないでしょうか?
最初のラヴァーズ・ロック楽曲と認識されているのは1975年、Louisa Mark (ルイーザ・マーク)が14歳の時に発表したRobert Parker (ロバート・パーカー)「I Caught You In A Lie」のカバーである。その他の最初期のラヴァーズ・ロック楽曲はGinger Williams (ジンジャー・ウィリアムス)の「Tenderness」、T.T. Ross (T・T・ロス)の「Last Date」である。
Caron Wheeler (キャロン・ウィーラー)らが所属したサウスロンドンのコーラストリオ、Brown Sugar (ブラウンシュガー)は「I'm In Love With a Dreadlocks」や「Black Pride」といった楽曲で「コンシャス・ラヴァーズ」というサブジャンルを開拓した。ラヴァーズ・ロックはチキン・ハイファイ、サクセス・サウンド、ソファーノBなどのロンドンのサウンドシステムにおいて頻繁に選曲された。
1979年にデニス・ボーヴェルがプロデュースしたJanet Kay (ジャネット・ケイ)の「Silly Games」は全英シングルチャート最高2位を記録するヒットとなった。また、Mad Professor (マッド・プロフェッサー)も1981年に"ARIWA (アリワ・レーベル)"を設立し、Deborahe Glasgow (デボラ・グラスゴー)など多くのラヴァーズ・ロック作品をプロデュースした。
1980年代には"Fashion (ファッション)"や"レヴュー"といったレーベルが多くのラヴァーズ・ロック作品を発表した。同レーベルから1986年にレヴューから発表されたBoris Gardiner (ボリス・ガーディナー)「I Wanna Wake Up With You」は大きなヒットとなった。 1990年代にはMike Anthony (マイク・アンソニー)、Peter Hunnigale (ピーター・ハニンゲイル)、Donna Marie (ドナ・マリー)らがこのジャンルを代表するアーティストとなった。